【見て聞いて学べるNBSacademy便り】
俳句作家の上野貴子です。
今日で9月が終わりますね。
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「月月に月見る月は多けれど
月見る月はこの月の月」
という詠み人知らずの歌がありますが
このごろはやっと秋らしくなった感じです。
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今年は9月がことに暑くて
関東でもことに千葉では
台風の被害がひどい年でした。
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毎年毎月毎日夜空にはお月様が出るのに
どうしてか
９月というこの月には
これまでとは違う美しい月が見える。
これは今も昔も同じようですね。
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たとえ陰暦と陽暦
旧暦と新暦の違いはあっても
お月様の満ちては欠けるこの一回りが
広い宇宙に生まれた
小さな人間の生命のサイクルなんですね。
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この頃ではスーパームーンや
新月満月など
何かと暦と実際のずれが
若者たちの話題のようですが
宇宙は広大であまりにも時の流れが
ゆったりとした長さで
それでいて一瞬の光りのように流れています。
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最近の長い夏も
今ではもう毎年の事ですが
私が子供の頃にはまだまだ
夏休みが終われば秋になりました。
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あまりにも長いサイクルですが
何かが着実に変化しています。
これは
まさに時代の流れでしょう。
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令和のこの新たな時代には
先が読めない
空想が想像になり
ありえなかったことが
おこりえることになります。
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これはまさに
不可能が可能に
夢が現実に
これまでには考えられなかった
大きな新時代の幕開けなのかも
知れませんね。
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令和が私達に
忘れることの出来ない
素晴らしい思い出を残してくれると
信じていたいものです。
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俳句だって同じです。
江戸時代から続く日本文化を
これまでに無い素晴らしい形で
残すことが出来たら本当に素晴らしいですね。
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忘れかけていた言葉磨き
たった１７文字の世界！
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日本人なら誰もが心に響く
素晴らしい強い言葉に
俳句だからこそきっと出会えます。
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☆１０月のお茶会～日本庭園巡り～
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