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七五三

【見て聞いて学べるNBSacademy便り】

おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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11月ですね。
11月は霜月と言いますが
霜月になれば
もうすぐ七五三の季節です。
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そして七五三と言えば
千歳飴ですね。
懐かしいお目出度い飴です。
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この七五三は
神社でお参りをすると
そこで御祝いに頂いたもの
だったんですね。
ですから11月15日にしか
食べられない飴でした。
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今ではいろいろな
キャラクターの物まであって
楽しい限りですが
この千歳飴には
やはり規定があるんです!
ちょっとビックリ!
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まあなんでもいい訳には
いかないでしょうが
規定があり
長さ1m以内、直径1.45mm以内
ときまっているそうです。
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1mもの千歳飴では
子供が持てませんから
そのような規定まであるんですね。
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男子は三歳と五歳、
女子は三歳と七歳に
氏神様にお詣りして祝います。
始まりは江戸時代と言われます。
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五代将軍の徳川綱吉が、
自分の息子の健康を願い
旧暦の11月15日に
神社にお詣りしたことが
きっかけとなり広まったと言います。
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江戸時代には、
子供が生まれても
はやり病などが多く
早くに亡くなる事が多かったようです。
その為に、
当時の将軍綱吉が、
長男が健やかに育つことを願って
始まったのですね。
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どんなに偉い将軍様でも
子供の成長を願う気持ちは
庶民と同じですね。
健やかに我が子が育つことを願う
親心が江戸時代の人の心に
響いたのですね。
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こんな日本の良さを
いつまでも
次世代の子供達に
伝承して行きたいものですね。
これは決して
無駄な事では無いと思います。
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言葉で心をつなぎ
自然の素晴らしさや大切さを
もっともっと
伝えて行きましょう。
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俳句が江戸時代から
現代にいたるまで
脈々と受け継がれて来た
日本の言葉の
すばらしさであることを
世界中の人に
解ってもらいたいですね。
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575の俳句を詠んで見れば
日本人なら誰もが心に響く
素晴らしい強い言葉にきっと出会えます。
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今日の句材のヒントをご紹介しま~す。
【11月1日:身に入る、行く秋、小豆 】
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