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立冬

【見て聞いて学べるNBSacademy便り】

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

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今日は立冬ですね。

暦の上では今日から節分までを

冬と呼びます。

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「暦の上では」このフレーズ

よく聞きますね。

これは

なんで暦とこだわるのでしょうか?

暦以外に季節分けってあるの?

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誰でもがそう思います。

「何だか古臭い旧暦と新暦の難しずれのせいでしょう。」

こう思ってはいませんか?

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勿論、暦の上での新旧のズレは

その大きな理由ですが

ここで忘れてはならないのが

気象学的には

という観点なんです!

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気象学的には12月1月2月の3ヶ月を

冬と呼んでいます。

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これは気象庁が発表するもので

陽暦に合わせてあるので

現代の季感とも

自然にマッチしていますね。

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それでは気象学の上では

秋はというと9月10月11月なんです。

やっぱり3ヶ月ごとに季節分けしていますね。

夏は6月7月8月

春は3月4月5月

という分け方の様ですね。

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まあ、俳句よりは現代に

近い感じがしますね。

575の俳句では

そんな毎日の生活の一つ一つが

日本の風習や行事によって

言い伝えられていますから

どこか古風な感じがしますね。

暦の上の季節分けは

今でも春夏秋冬の節気

例えば今日にような立冬に

根強く残っていますから

そんな暦に残された古くからの日本の暦の

風習をしると

各地の行事も理解しやすい物です。

俳句には

そんな旧暦の名残りを大切に

楽しむ心があります。

江戸時代からの日本の

風物詩や各地の行事など

忘れかけていた日本の良さを

思い出して下さい。

日本人なら誰もが心に響く

素晴らしい強い言葉にきっと出会えます。

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今日の句材のヒントをご紹介しま~す。

【11月8日:冬めく、うさぎ、紅葉散る 】

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