☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【十三夜ですね?!?】NBSAcademy便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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秋の深まる頃となりました。
そろそろ紅葉の便りが楽しみです。
そんな十月半ばの今日は
「十三夜」なんです。
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「十三夜」???なんだっけ?
という方多いですよね。
十五夜様は知ってるけど
いつだっけ?
8月?9月?
なのに「十三夜」???
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これは現代では
当たり前の疑問です!
俳句では「十五夜」「十六夜」「十三夜」
勿論、秋の季語です。
「月」と言えば俳句では秋の季語の代表!
一年の内で月が一番美しい頃が「秋」
と言われています。
そして中でも更に最も美しい「十五夜」
中秋の名月ですね。
これは今年は9月21日でした。
そして「十六夜」はその次の日の
恥じらって昇る月のことです。
さてでは「十三夜」とは???
これは、今年は今日に当たります。
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「十三夜」は「後の月」と呼ばれ
十五夜からちょうど1ヶ月後の
9月13日を「十三夜」と言います。
けれどの新暦では太陽暦ですので
旧暦の8月15日は今年は9月21日
1ヶ月後の「十三夜」は今年は今日に当たります。
これはややこしいので
毎年確認するしかありません。
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よくお月見は「十五夜様」と「十三夜」と言われる
「後の月」と二回できると縁起が良い
と言われています。
これは、秋は天候が不順で
災害の多い季節なので
そんな季節に2回もお月見が出来たら
きっと気候も良く縁起が良い
ということのようです。
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あまり知られていませんが
実は秋のお月見はもう一回あって
ちょうど3ヶ月の内の
3回のお月見と言われています。
これは「十日」と言われる
収穫を祝う土地の神様のお祭りだったようです。
各地にその風習は今でも残っている
と言いますがあまり聞きませんね。
それでも日本に古くから言い伝えられてきた
お月見の風習のひとつとして
残っている地方もあるようです。
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それでは、2000年から2010年までの
10年間をまとめました俳句日記から
今日は2003年8月の俳句をご鑑賞ください。
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【2003年8月の俳句抜粋】
8月 1日 金曜日 晴 雨傘も日傘も同じ流行かな
8月 5日 火曜日 晴 すぐそこに秋が来ている星の夜
8月16日 土曜日 曇(奥入瀬渓谷) 木漏れ陽の谷を下れば出会ひ橋
8月17日 日曜日 曇 旅終わり秋の気配の町へ着く
8月21日 木曜日 晴 息をつくその間につくつくぼふし鳴く
8月22日 金曜日 晴 泣き顔は童の如き夕月夜
8月25日 月曜日 晴 秋の空つかみどころのなく澄めり
8月31日 日曜日 晴 朝顔に静かな時をもらひけり
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二度とない今日が、
あなたのための最良の一日でありますように!
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