· 

今朝の一句No219

今朝の一句No219

https://youtu.be/tgCD3UQczk4

 

【十五夜様って本当はいつ!?!】見て聞いて学べるNBSacademy便り

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

 ・

 ・

今日は8月の15日です。

良く十五夜様といいますが

真ん丸のお月様が満月の夜のこと

だと考えていますよね。

勿論、それはそうなんですが

暦の上では8月は秋なので

ちょうどお盆の頃の満月を

昔はそう呼んでいたのかと

私は思っていました。

ところがそんなに単純にはいかない

ややこしいものらしいのです。

まずは、暦には新旧があります。

今は新暦ですが日本の多くの行事が

旧暦の風習を残しています。

十五夜様は

昔は、旧暦の8月15日の夜の

満月のことを言いました。

これは解ります。

けれども、今の新暦では

なぜ8月15日ではないのか?

という疑問です。

月遅れという言葉があります。

よく新旧の暦のズレで

月遅れのお盆とか

月遅れの七夕とか

いいますが

この月遅れという感覚では

十五夜は9月15日頃かと考えます。

そこが間違いなのです!

旧暦とは月の満ち欠けに合わせた暦で

一年が354日とされていて

新暦とは太陽の動きを中心に数えた暦で

一年が365日とされています。

ここで明らかに11日ものずれがありますね。

そこで、月遅れという単純に次の月という

数え方では上手くいかずに

新暦の十五夜は毎年変わり

9月の中旬ころから10月の上旬ころ

までの間に殆ど来ます。

2020年今年は10月1日が十五夜様です。

何だかまだまだ先ですが

旧暦では7月が初秋

8月が仲秋

9月が晩秋

というように言われていたため

8月15日の月を

仲秋の名月と言いました。

今では中秋の名月と書くのは

秋の半ばという意味で中の字で書いています。

中秋の名月が十五夜様でお月見をする

風習が平安の昔から

今まで続いています。

月の光は夜を照らしてくれる

大切な大自然の恵みです。

夏休みに合わせた8月のお盆では

十五夜には盆踊りや花火大会が盛んでしたが

今年は殆どが中止で自粛です。

この後の10月1日に来る

現代の新暦の

一般的なお月見の頃には

何とかコロナ戦がおさまっていることを

本当に心から願います。

2020年8月19日俳句記念日

今回は第7回となります。

★8・19俳句記念日お申込みはこちら

https://bit.ly/2H0TH9X

 

俳句記念日ホームぺージ

https://haikukinennbi.jimdofree.com/

 

セミナーのお申込み

https://eplanning.net-ch.jp/archives/2020/07/1792.html

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここでご紹介しておりますライブ動画は

「今朝の一句」で配信して参りました芭蕉の俳句解説です。

朝のライブ配信で気軽に解りやすく解説しています。

ワクワクドキドキのライブ配信の楽しさをこちらの再放送からご覧ください。

★俳句TV「エンジョイ俳句ライフ」

https://www.facebook.com/haikutv/

 

Facebookイベントページ

https://www.facebook.com/events/126261315213933/

 

新型コロナウイルスについての情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html